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2010年11月22日月曜日

「龍馬と北海道」の講演が行われました。


 11月21日(日)、旧商家丸一本間家を会場に第5回町民スクールが開催されました。講師は原口泉先生、テーマは「龍馬と北海道」です。日本近世史、中でも幕末や薩摩藩の歴史に詳しい原口先生はNHK大河ドラマでも時代考証を担当されています。今回はドラマ「龍馬伝」もクライマックスを迎えるこの時期に、坂本龍馬が志した蝦夷地(北海道)への思い入れなどを解説してくださいました。


 11月15日に発売されたばかりの先生の新書「坂本龍馬と北海道」をテーマに、龍馬と彼を取り巻く幕末の薩摩・長州藩と蝦夷地のつながりを丁寧にお話ししていただいた他、ドラマ化と時代考証にも触れ、ストーリーの説得力を高めるためにあえて史実を変えた台本を作ることがあるなど、興味深いお話も聞くことができました。

 本講座をもちまして、旧商家丸一本間家の平成22年度の事業はすべて終了いたしました。来年度オープンする4月下旬まで、本間家は休館となります。来年も様々な事業・イベントで皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

2010年11月2日火曜日

NHK教育「福祉ネットワーク」で本間一夫が紹介されます。



11月4日(木)午後0:00~0:30 NHK教育テレビ
“読書”という よろこび -日本点字図書館 創立70年-
(再放送)

 福祉ネットワークという番組の中で、本間一夫と彼が創立した日本点字図書館が紹介されます。本間一夫は初代本間泰蔵の孫にあたる人物です。幼少時に病気を患い失明してしまいますが、盲学校を卒業後、昭和15年に日本で最初となる点字図書館を東京に開設しました。自分が所蔵する点字本を寄贈してもらったり、小説を点字本に翻訳するボランティア等の強力に支えられ、点字図書館はその蔵書を拡大していきます。
 番組ではこうした図書館立ち上げ当時の苦労や利用者たちの関わりが紹介されます。是非ご覧になってみてください。

 愛の点字図書館長
―全盲をのりこえて日本点字図書館を作った本間一夫
 偕成社・1994年