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2011年7月14日木曜日

増毛の民話影絵紙芝居の上映&影絵のワークショップ開催です。


 増毛の民話を題材にした影絵紙芝居が完成し、この作品のお披露目興行として上映会が7月12日、13日の両日開催されました。上の写真はピアノ伴奏を演奏していただいた松浦先生(左)と、影絵紙芝居を製作された浜崎ゆう子さん(右)です。


 今年度は権六という狸がおじいさんのために小判に化けるという「シュシュシナイの権六狸」、ニシン場のお母さんが熊に遭遇して大慌てする「おっとさんは熊」、増毛アイヌが部族の娘の復讐で戦いを起こすという「増毛アイヌの戦い」の3本が製作されました。語りは元陣屋図書館司書の本間さんです。


 真っ暗な場内に色鮮やかな影絵が映しだされるととても幻想的な空気が広がります。今までにも増毛民話の語りの会は開催されてきましたが、影絵の世界になるとまた一味違った雰囲気に。絶妙なピアノ伴奏が語りの声に重なり、来場者は熱心に聞き入っていました。


 13日の午後からは影絵作家浜崎さんの指導でワークショップも開催。みなさん初めての経験でしたが、思いの外素敵な作品が出来上がりました。シンプルな影絵もカラーのフィルムをバックにレイアウトして光を通すととても作品が引き立ちます。


 参加者の作品から。とても初めて作ったとは思えない出来映えですね。
 来場された皆様、そしてワークショップに参加された皆様、ありがとうございました。教育委員会では郷土の民話は地域の財産と捉えており、様々な形で民話を後世に伝えていくことは重要だと考えています。今回完成した影絵紙芝居も町内での上映機会を多く企画したいと思いますので、今回ご覧いただけなかった方もぜひ足を運んでみてくださいませ。

浜崎ゆう子さんHP:影絵プラネット
http://kageepla.net/japanese.htm


 /小野

「茶菓サービスの日」が開催されました。


 7月9日(日)、10日と「茶菓サービスの日」が開催されました。この期間に来館されたお客様にお茶とお菓子をご提供し、客間で一服していただこうという企画で、裏千家茶道サークル様と茶道表千家荒木社中様のからご協力を得て行われました。
 当日は慣れないお茶の作法に戸惑いながらも、みなさん自由にお茶と客間から見える中庭の景色を楽しんでおられたようでした。



 当日出された菓子は町内の高橋菓子店さんによる製作で、全て手作りです。甘さがあまりきつくなく、「美味しい」「とっても綺麗」という声もちらほら。当日は入館者100名様の限定だったために、この日いらっしゃったにもかかわらずサービスを受けられなかったお客様、大変申し訳ございませんでした。次回の機会にもぜひ足を運んでみてくださいませ!
 /小野