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2012年10月23日火曜日

秋田民話の語りが開催されました。

 10月20日(土)、21日(日)と2日間にわたり、「秋田民話の語り」が開催されました。秋田市民話の会から語り部の方をお招きし、秋田に古くから伝わる昔話を方言でお話していただこうというもので、たくさんの方にご来場いただき盛会に行われました。

 2日目には「なんでも体験隊」の子ども達にも参加していただきました。冒頭、「昔話クイズ」での一幕です。昔話の他にも笑いヨガや歌を交えた手遊びが幕間に行われ、来場者も参加しての楽しいイベントでした。
 今回のお話には「鍋の仲間っこ」や「屁っぷり嫁っこ」など笑い話が多く、参加者からの笑いが絶えません。また、「はんかくさい」や「ねまる」など、増毛でもよく聞く方言が多く、親しみやすくどこか懐かしい感じの語りに感銘を受けた方も多かったようです。

 今回来町していただいたのは秋田市民話の会の長谷川ミオ子さん(右)と腰山照子さん。とても物腰の柔らかい素敵な方でした。
 ちなみに、最近の調査では秋田県内で確認されている民話の数は2万話(!)あるそうで、歴史のある地域に育まれたたくさんの民話が今も息づいているのだと再確認いたしました。

 長谷川様、腰山様、そしてご来場いただいたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。5月の増毛民話の影絵紙芝居に始まった平成24年度の芸術文化施設活性化事業はこれを持ってひとまず終了。来年もたくさんの企画をお届けしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 /小野